4月3日更新 QRパーティを公開しましたが、努力値振りなどを変更しているため、別記事をご覧ください。
目次
1 経緯
2 構築紹介
3 基本選出
4 戦績
こんにちは。カルフールです。久しぶりのブログ更新です。
2月のINCが終わってから、PGLメンテナンス日の火曜日を除き、毎日のようにウルトラシリーズの仲間大会が開かれておりますが、今回はここ最近使っている自己暗示メガラティアス軸のグラゼルネの紹介です。
3月25日に都内で行われたウルトラシリーズのオフ会「伝説厨オフ」でも使用した構築になります。残念ながら5勝5敗で予選敗退となってしまいましたが、そこそこ手応えを感じたのと、ミスでz技を持たせないまま参加していましたので、構築を公開いたします。
<経緯>
メインロムで使用する構築はオーガレックですが、サブでは違う構築を使ってみたいと考えておりました。ひとまず、連日の仲間大会で使用率上位に入る禁止級伝説である、グラードン、カイオーガ、レックウザ、ゼルネアスのうち、グラードンとカイオーガに対して強く出られるラティアスが面白そうだ、と思い始めました。
また、一定数存在するウルトラネクロズマにもエスパー半減で、H252振りだけでウルトラネクロズマの竜の波動を耐えられる点にも魅力を感じました。加えて、メガボーマンダに対して弱点を付けるため、禁止級伝説上位陣、使用率上位のメガボーマンダに対して優位に立てるのではないか、と考え、メガラティアス採用に至りました。
3月下旬の仲間大会で、ムーンシリーズで使っていたグラゼルネにラティアスを入れる形でラティアスを入れました。当初は以下のようなパーティーを使っておりました。
ラティアスの技などは調整段階中で、色々試行錯誤しておりました。しかし、悪タイプとゴーストタイプ(ルナアーラ)の一貫性が高いのと、エスパー(ウルトラネクロズマ)を半減できるのがラティアスしかいないため、ランドロスに変えてガオガエンを投入しました。しかし、その時にZ技持ちが一体もいなくなるという状態になり、一旦構築を解体することにしました。
とはいえ、コケコの枠をいじるだけですので、後日変更したものを公開いたします。
<構築紹介>
サイコショック→こごえるかぜ りゅうせいぐん はねやすめ じこあんじ
調整先が思いつかず、こちらの全国ダブル用のメガラティアス調整をお借りしました。
メガラティアスの利点としては、HDベースの場合
*ただし、15%ほどのグラードンはドラゴンクロー持ち。とはいえ、意地っ張り無振りであれば51.3 %ー60.9%の確定2発。A255グラードンでも最大70.5%なので、1発は耐えてくれます。
2 ウルトラネクロズマの竜の波動確定耐え(H252だけで耐える)
3 陽気珠レックウザの画竜点睛が最大7割。
画竜点睛+神速
実数値
陽気珠 画竜点睛 77ー91.9%
意地っ張り 95.1%- 112.2% 高乱数1発
陽気 (86-102%)
ただ一方で、ルナアーラ対策のガオガエンZの巻き添えを食らってしまうため、ガオガエン対面では素直に引いた方がよさそうです。
当初 凍える風では無くてサイコキネシスを入れていましたが、以下の理由で改めました。
1思いのほか使うタイミングが無い。攻撃技はりゅうせいぐんだけでも十分
2私のラティアスは守るが無いこともあり集中攻撃を受けやすいので、最後に後続のサポートをした方がよい。
攻撃面
H6振りメガレックウザ 110.4%-130.3% 確定1発
C2段階down 相手D1段階down 150-176 82.8%-97.2%
命の玉反動込みで高乱数1発
相手がH252(実数値204)の場合
ダメージ204-242(100-118.6%) 確定1発
ラティアスにC12振るだけで確定1発になります。
H4(実数値171) D252振りを想定
りゅうせいぐん ダメージ168-200 98.8-117.6%
今回のメガラティアスは、ダブルのテンプレ H252 B4 C12 D180 S60 をそのまま使っておりましたが、物理耐久がもう少し欲しいと感じた場面がありました。また、相手がメガボーマンダを使用している場合、ラティアスに集中攻撃を仕掛けてきますので、メガボーマンダに対しては1体だけで処理するというよりは、横のポケモンと合わせて対処する方がよいのかも知れません。
- グラードン@べにいろのたま ようき H92 D252 S164
いわなだれを採用している理由は、ボーマンダやレックウザへの打点もさりながら、飛行タイプのポケモンとガオガエンに同時にダメージを与えられる技だからです。
また、3割の確率ですが、トリックルーム下でのひるみも狙えます。
Sは同族ミラーを意識して、準速91族+1にしました。本当は意地っ張り個体を使いたいのですが、ワープホールでグラードンの穴に到達できていないため、執筆時点では準備できませんでした。グラードンは 意地っ張りで耐久に振った方が使いやすいと思います。伝説厨オフではツンデツンデでトリルを貼って、ゼルネアスなどに下から攻める場面が多かったため、中途半端な素早さが仇となってしまうこともありました。
仮に同族ミラーを意識して陽気にするとしても、仮に努力値を振るならば最低でも準速テテフ抜きにした方がよい、と考えるようになりましたが、ウルトラGSでは半数以上がスカーフテテフですので、凍える風などでS操作しない限りはテテフ抜き調整はあまり意味がないのでは、と思うようになりました。
- カプ・コケコ@突撃チョッキ ようきAS252 H4
フリーフォール ブレイブバード エレキネット ワイルドボルト
ゼルネアスのジオコンマジシャも耐えてくれるため、チョッキにしております。ウルトラシリーズですと、メガレックウザなどを想定して耐久に振ったゼルネアスが多いため、チョッキを持たせるだけで一発は耐えてくれます。
物理型にしている理由は、特殊型(雷)だと、グラードンと並んだ時に命中率が低下してしまうため相性が悪いと判断したためです。
以前は地面Zランドロスを入れていましたが、コケコに変えたときにZを持たせるのを忘れてしまっていました。
- ゼルネアス@パワフルハーブ 臆病 H28 B252 S228
最速テテフ抜き調整で、残りは防御に振りました。ガリョウテンセイを想定して防御に振っております。ただ、臆病であれば最速に振った方がよいと思います。
- ツンデツンデ@シュカのみ のんきHB252 D6→なまいきHD252 D6
不意の地面技を防ぐためにシュカのみを持たせております。基本的には、相手に早いポケモンがいる時のみトリックルームを使用するため、トリックルームは保険として使っております。
もともと防御特化型を使っておりましたが、ツンデツンデに対してはジオコントロールを積んだゼルネアスが攻撃してくることが多く、レックウザとゲンシグラードンを除き、使用率ランキング上位の伝説ポケモンは特殊型が多いため、特防特化型に変更しました。ゲンシグラードンは特殊型も一定数いるため、不意の大地の力に対応できるようにしました。
- ガオガエン@フィラのみ しんちょうHD252 S6
フレアドライブ 猫だまし じこくづき バークアウト
悪タイプの攻撃技としてじごくずきを採用しております。理由は、ゼルネアスへの吠える、相手のボーマンダのハイパーボイスを無効化出来る点です。
<基本選出>
先発 ゼルネアス ガオガエン
記事はラティアスが中心であるように書いていますが、フェアリーが多い環境でうかつにラティアスを出せません。そのため ラティアスを投入するのは、
基本的に相手にゼルネアスがいないとき、もしくはフェアリーが1体以下の時です。
相手のゼルネアスを自己暗示でコピーするのは浪漫がありますが、失敗したときのリスクが大きいため、そのような博打は打てませんでした。
成績
仲間大会での勝率も半々。そして第45回伝説厨オフでの成績も予選5-5(BO1)でしたので、強くもないが弱くもない、といったところです。
対人戦ではあからさまにラティアスが警戒されるため、自己暗示の成功率は低く(計20戦で3回ほど)、あくまでも「出来たらよいな」という程度に抑えておくべきなのかも知れません。
ただ、ラティアスは個人的に好きなポケモンですので、努力値や技構成、取り巻きなどを考えてもう少し挑戦してみたいと思います。
以上です。