カルフールのポケモン徒然日記

ポケモンのフランス語へのローカライズ(翻訳)とGSルールに興味あり

【剣盾GSルール】構築記事 グラバナイベル+スカーフリザードン

 

こんにちは。カルフールです。直近の複数の仲間大会で使用していた、グラードンイベルタルフシギバナの構築記事となります。

 

パーティの写真・レンタルコード

f:id:carrefourpokemon:20210521220237j:plain

グライベル最終版

 

経緯

冠の雪原環境で猛威を振るう黒バドレックスに対して強く出られるイベルタルに着目し、ずっとつかってみたいと思っていました。

 

構築を組むに当たって、参考にしたのは以下の2つの記事です。

耐久調整などはここから借用しました。

 

おでんさんの記事

【剣盾GS(冠の雪原)、仲間大会3位】始まりのグライベル - 兵どもが鍋の跡

 

 ばいとポケさんの記事

【剣盾ダブル/GS】グラードン+イベルタル【仲間大会優勝】 - ばいとくんのポケモン雑記

 

イベルタルの相棒枠として、ザシアン、カイオーガに強く出られるグラードンフシギバナで晴れパで上から攻めることにしました。

・スカーフカイオーガ対策として、上から殴れて操作もできるレジエレキ

・威嚇持ち、かつ白バドレックス、ザシアンに強く出られるガオガエン

・高耐久で、天候を取られても手動で晴れにできて、手助けで見方を強化できるクレセリア

 

これでひとまず6匹の並びが完成しました。

 

当初の案

f:id:carrefourpokemon:20210521220020j:plain

グライベルver1


当初はクレセリア(こごえるかぜ、にほんばれ、リフレクター、トリックルーム)を採用。フシギバナもウェザーボールの代わりにねむりごなを採用していた。

 

ただ、何度か回している中で、

イベルタルはCに振るよりも、チョッキを持たせて行動回数を増やした方がいい。

クレセリアで手動晴れするよりも、晴れパのアタッカーで攻めた方がよい、

 

と考え、クレセリアの枠を巨大リザードンに変更しました。

ただ、ダイマックスを切らずともザシアンを一発で倒せるようにしたいと考えたため、上から殴れるようにこだわりスカーフを持たせました。ごくまれに、ワイルドボルト持ちがいることと、先発でザシアンと一緒に出てきやすいまけんきボルトロスリザードンよりも早いため、ボルトロスに倒される前にザシアンを処理することを優先したためです。

悪タイプと飛行タイプの通りは比較的よく、ザシアンさえ倒せばイベルタルが活躍できると考えているため、あくまでもザシアンを倒すためだと割り切りました。

併せて、フシギバナで眠り粉で試行回数を稼ぐよりも、相手の天候を利用できるウェザーボールを採用して、より攻撃的な型にしました。

f:id:carrefourpokemon:20210521220552j:plain

グライベルver2

 

Ver2で試しておりましたが、

レジエレキは殴るよりも、両壁で相手の火力をそぎつつ、伝説やフシギバナリザードンが生き残れるようにした方が良いのでは、と考え、

エレキネット、10まんボルト、まもる、ボルトチェンジ

から、まもるとボルトチェンジひかりのかべとリフレクターに変え、併せてもちものも光の粘土に変えました。

 

ただ、その状態で回していると、ガオガエンの役割が微妙であるように感じてきました。

 

・炎打点はグラードンリザードンがいるため、3匹目のポケモンに炎タイプを入れる必要がない。白バドレックスにはリザードンで間に合う。

・威嚇でボルトロスのまけんきを発動させてしまう可能性があることと、

ザシアン含めた物理アタッカーには、リザードンフシギバナで強く出られるため、

威嚇枠をパーティに入れる必要性が薄い

 

という理由で、黒バドレックスに対抗できる悪タイプを考えた結果、

耐久力がありサポートも優秀なブラッキーに行きつきました。

ただ、後述のように、ブラッキーの枠は別のポケモンに変えてもよいかも知れません。 

 

 

個別紹介

 ・グラードンじゃくてんほけん いじっぱり H124 A 100 B28 D252 S4

だんがいのつるぎ ほのおのパンチ ストーンエッジ まもる

 

努力値の配分はこちらを参考にしました。

HD:控え目特化カイオーガの晴れダブルしおふきが確定2発
HB:意地っ張り特化ザシアンのきょじゅうざんを確定3発
S:余り、-1最速99族抜き

 

atsuatsuoden.hatenablog.com

もとの構築では、オボンのみを持たせておりましたが、火力を求めて弱点保険に変更しました。ストーンエッジは主にボルトロスイベルタルを意識して入れました。 

 

イベルタルとつげきチョッキ おくびょう H76 B4 C44 D132 S252

イカサマ、デスウイング、ふいうち、バークアウト

baitopoke.hatenablog.com

HB いじっぱり特化ザシアンのA+1「きょじゅうざん」確定耐え

C「デスウイング」でD4ウーラオスを確定1発

D:残り

 

配分はすきやバイトさんのものを借用しました。

もともと、CSベースのイベルタルを使っておりましたが、イベルタルに耐久を振って試行回数を増やしたいと思うようになり、この配分の耐久型のイベルタルを採用することにしました。

イカサマは便利な技で、エレキネットで相手のボルトロスのまけんきを発動して、イカサマで倒したり、ザシアン相手でもみがわりが消えるダメージを与えられたり、何かと重宝する技でした。

また、ふいうちも、GSで貴重な先制技として外すことが出来ませんでした。

相手の特攻を下げられるバークアウト、HP管理が出来、ダイジェットでSを上げられるデスウイングを採用しました。

 

なお、イベルタルは8世代で貴重な追い風の使い手であるため、突撃チョッキを持たせないなら追い風を採用するのも十分に強いです。

今回は入れませんでしたが、追い風で上から殴っても良かったと思う場面が何度かありました。

 

フシギバナ(キョダイマックス)@バコウのみ へどろばくだん エナジーボール だいちのちから ウェザーボール ひかえめ CS252 H4

 

カイオーガグラードンミラーを意識して入れました。基本的に、相手にカイオーガパルキアがいるときに選出します。

 

リザードン(キョダイマックス)@こだわりスカーフ ブラストバーン エアスラッシュ ソーラービーム ねっぷう ひかえめ CS252 H4

対ザシアンの兵器。基本的にスカーフが読まれることは無く、安定してザシアンを倒せるのと、先発のリザードンを見た場合、相手はキョダイマックスすることを前提に行動してくるため、安定してザシアンを倒すことができます。

 

・レジエレキ@ひかりのねんど エレキネット 10まんボルト リフレクター ひかりのかべ おくびょう CS252 H4

ミラーを意識して最速にし、上から確実にリフレクターやひかりのかべを展開できるようにしました。

レジエレキミラーに負けてもよいのであれば、Sを下げて耐久を上げても良かったかもしれません。

 

ブラッキー@ヨプのみ バークアウト てだすけ あくび イカサマ のんき HB252 D4(S個体値0)

ザシアンのインファイトボルトロスのダイナックル(ばかぢから)を意識してヨプのみを持たせました。流用個体なので最遅ですが、無理に最遅にする必要はないかもしれません。

対トリパで時間稼ぎをするときに選出します。

ただ、晴れパにも関わらずつきのひかりを覚えていなかったり、技構成や、そもそもブラッキーでよいのか、という点について検討が必要だと感じました。

 

 

選出パターン

基本選出

リザードンorフシギバナ、レジエレキ

後発 グラードンイベルタル

 

レジエレキでひかりのかべorリフレクター、スカーフリザードンの熱風で全体攻撃

し、裏からグラードンを投げてリザードンの火力を強化します。

1ターン目に投げるか、2ターン目に投げるかはその都度考えますが、即交替の場面が多かったように記憶しております。

イベルタル軸だと、ザシアンを倒すとイベルタルの通りがよくなりますので、スカーフリザードンでザシアンを倒し、相手の横のポケモンリザードンが倒されたとしても、十分に元は取れるので、11交換になったとしても割り切ります。

 

・対カイオーガ入り

リザードンorフシギバナ、レジエレキ

後発 グラードンイベルタル

リザードンの代わりにフシギバナを出します。

相手にオーロンゲやレジエレキがいる場合、ひかりのかべを展開した後にカイオーガダイマックス(ダイストリームをレジエレキorダイアイスをカイオーガ)という攻撃パターンが多かったように感じます。

 

・対トリル(ディアルガパルキア、白バドレックス)

先発 グラードンリザードン

後発 イベルタル+自由枠

対トリパでは、グラードンだんがいのつるぎリザードンの晴れサンパワー熱風で上から殴ります。ただ、守るを覚えたポケモンが少ないので、交代で5ターン凌ぐしかないというのが正直なところです。

 

改善点ほか

・相手のボルトロス対策

当初は、レジエレキのエレキネット+イベルタルイカサマ

ダイマックス状態でも倒せる状態にしておりましたが、

この並びの場合相手の初手はイベルタルに厚い並びを出すことが多く、

GSで主要なポケモンであるまけんきボルトロスが思いのほか重い構築になってしまいました。

晴れ状態のスカーフリザードンである程度削れてしまえば、壁を展開した後に、グラードンイベルタルの集中攻撃で倒せたので、そこまで気にする必要はないかも知れませんが、それでもダメージは避けれないので、何かしらの対策は必要かなと思いました。

 

・対トリル

高火力の全体技で殴る、以外の方法が無いので、一旦展開されてしまうとターンをしのぐのに苦戦してしまいます。

 

・対ゼルネアス

数は減ってはおりますが、それでもイベルタル軸だとゼルネアスがきついです。

光の壁とバークアウトで弱体化して凌ぐしかないのが現状です。

 

ブラッキーの枠

ガオガエンを外してブラッキーにしましたが、

つきのひかりを覚えていないので晴れパである必要性は薄く、

また、他のポケモンに変えてもパーティとして十分回るのではないか、とも考えております。対トリパを除いて選出する機会が少なかったので、この並びの6体目の枠については、今後の課題とします。

 

対戦動画

負け試合ですが、ご参考にまで。

 

youtu.be

 

対戦相手は黒バドレックスとザシアンです。

この試合の時は、チョッキランドに対してダイアークを連打して、早めにランドロスを倒し、その後デスウイングでHP管理をすべきであったと反省しております。

ただ、そのような方針で言ったとしても、相手のガオガエンは捨て台詞を覚えているため、イベルタルの特攻が下げられてしまい、動画とは違った意味での混戦になったかもしれません。

 

以上です。最後までお読みくださりありがとうございます。

 

5/22開催予定のGS仲間大会