カルフールのポケモン徒然日記

ポケモンのフランス語へのローカライズ(翻訳)とGSルールに興味あり

【剣盾ダブル】シリーズ13 マギアナ入りトリパ

マギアナ軸(カイオーガ努力値変更済み)


*訂正とお詫び

当初8/3に公開したレンタルチームは、カイオーガのHPが本来のステータスより1低い状態になっておりました。こちらは、努力値が正しく反省されたものになります。

 

はじめに

シリーズ13のルールが公開された次の日(2022/8/2)の仲間大会で使用した構築です。

試作品で既存のGS用構築の流用個体が中心であったため、レンタルチームの公開は想定しておりませんでしたが、配分等についての質問があったため公開しました。

配分の意図やステータスについても、記録に残すために記事にしました。

 

構築経緯

最遅マギアナを使いたいため、マギアナを中心に組むことに決定。

トリックルームを有効に活用したいため、白馬バドレックスを採用。

マギアナが苦手な炎、地面タイプに強いカイオーガ

猫だましが使えて、いかくと捨て台詞でマギアナを残りやすくできるガオガエン

電気の一貫性を切り、かつ炎タイプに対して強く出られるグラードン

地面の一貫性を切るためにイベルタル

以上の経緯で6匹を決めました。

 

配分

 

マギアナ@シュカのみ れいせい HC252 D4  S個体値0

フルールカノン ラスターカノン トリックルーム まもる

187(252)-x-135-200(252)-136(4)-63

グラードンはじめ地面技を耐えられるようにシュカのみを持たせました。

この構築のエースです。

フルールカノンは威力130と強いですが、命中90%かつ、使うと反動で特攻が2段階下がってしまうため、非ダイマ時に使うときは計画的に。

 

カイオーガ@いのちのたま
こんげんのはどう、かみなり、れいとうビーム、まもる

ひかえめ H212 B228 C56 S12
202(212)-x-123(228)-204(56)-160-112(12)

ボックスにいた個体をそのまま流用したため、配分意図は覚えていませんが、

防御に厚く振っています。

 

イベルタルとつげきチョッキ おくびょう H76 B4 C44 D132 S252

211(76)-135-116(4)-157(44)-135(132)-166(252)

イカサマ、デスウイング、ふいうち、バークアウト

 

イベルタルの配分はこちらを参照

【剣盾ダブル/GS】グラードン+イベルタル【仲間大会優勝】 - ばいとくんのポケモン雑記

 

 

グラードン@しろいハーブ いじっぱり  H124 A 100 B28 D252 S4

191(124)-201(100)-164(28)-x-142(252)-111(4)

HD:控え目特化カイオーガの晴れダブルしおふきが確定2発
HB:意地っ張り特化ザシアンのきょじゅうざんを確定3発
S:余り、-1最速99族抜き

【剣盾GS(冠の雪原)、仲間大会3位】始まりのグライベル - 兵どもが鍋の跡

カイオーガよりSが1低くなっています。

 

ガオガエン@フィラのみ のんき H236 B40 D236 S個体値0
202(252)-135-132(76)-100-133(180)-58

A244ザシアンの+-0のインファイトを最高乱数以外耐え

A222グラードンの-1ダイアース(130)をオボン込みで確定3発(今回はオボンのみではないため関係なし)

残り特防

 

バドレックス(はくばじょうのすがた)勇敢 S個体値0

207(252)-224(148)-184(108)-x-150-49

リザードランス 10まんばりき たねばくだん トリックルーム

 

HB イベルタルイカサマ耐え調整 のこりA

配分調整はシンフォニさんより案を頂きました。

ランクマで使用している個体を流用したので、たねばくだんを覚えていますが、GSと異なりトリトドンや水弱点のポケモンが多くないので、たねばくだんよりは違う技の方が良いかもしれません。

 

選出パターン

マギアナガオガエンねこだまし)でトリックルームを展開し、ガオガエンの捨て台詞で相手の攻撃力を下げながら、ダイマックスしたトリルエースを通す戦法を想定しています。

・基本選出

先発 マギアナ ガオガエン

後発 グラードン バドレックス カイオーガのうち2匹

 

グラードンは、マギアナゼラオラ、メルメタルに刺さり、相手のカイオーガの火力を半減にできるので、大半の試合で選出しました。

なお、相手にレジエレキやゼラオラがいる場合、グラードンを先発で出してしまうと、相手がレジエレキを先発で出してきた場合、グラードンの隣のポケモンへのダイサンダーが安定行動になってしまうため、グラードンは控えに回した方が良いかもしれません。また、相手がゼラオラを先発で出してきたときは、ほぼ確実にねこだましマギアナトリックルームを止めにくるので、まもるで凌ぐか、交代するなりの対処が必要になります。

 

・対トリパミラー

マギアナ ガオガエン

グラードン カイオーガ バドレックスのうち2匹

基本選出と変わりませんが、

トリックルームを使わず、ガオガエンの捨て台詞と威嚇で

 

・対グラードン入り構築

マギアナ ガオガエン

イベルタル カイオーガor白バドレックス

地面の一貫性を切るためにイベルタルを入れます。

カイオーガか白バドレックスは、相手の取り巻き次第で選択します。

 

・対ボルケニオン入り構築

先発 イベルタル マギアナorガオガエン

後発 グラードン 

トリックルームをすると、グラードンカイオーガボルケニオンよりも素早さが高いため、トリックルーム下で先制されてしまいます。

そのため、トリックルームをせずに、ガオガエンの捨て台詞やイベルタルのバークアウトで特攻を下げつつ、ボルケニオンを集中的に狙っていきます。

また、こちらにマギアナがいると、マギアナを意識して先発でボルケニオンを出してくることが多いため、イベルタルのバークアウトで特攻を下げる戦法が有効でした。

 

改善点

・対電気タイプ

早い電気タイプのゼラオラとレジエレキの対処が難しいです。

ゼラオラ入りの場合は、猫だましでマギアナを止めてくることが多く、トリックルームを初手で発動できることが少なかったです。

一旦まもるを挟むなりして、相手を妨害しつつトリックルーム発動を狙います。

 

・対イベルタル

マギアナはタイプ相性上有利ですが、バークアウトを撃たれ続けたり、相手が突撃チョッキを持っていると、フルールカノンを耐えてしまう可能性があるのと、バークアウトで特攻を下げられてしまいます。タイプ相性上は有利ですが実際は五分五分と言ったところです。

 

マギアナの調整

とくに耐久調整の意図はなくHC252振りにしましたが、もう少し特防に回した方が、マギアナが生き残り安かったかもしれないです。

今後の検討課題とします。

 

・対ボルケニオン

幻のポケモンが参加可能な仲間大会等で、ゼラオラマギアナは見たことがありましたが、いままでボルケニオンを使ったことがなく、また対戦でもほとんど目にする機会がなかったため、どのように崩せばよいかいまだにわかりかねています。

選出パターンの箇所で書いたように、「トリックルームを展開せずにグラードンで上から弱点を突いて倒す」以外の方法が今のところ思い浮かびません。

 

以上、長文になりますが、最後までお読みくださりありがとうございます。