2024年8月24日(土)に開催したVGC2018の対戦オフ会「アローラダブルオフ」の結果記事
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概要
日時 2024年8月24日(土)
場所 ふれあい貸会議室 池袋No103
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-18-10 ミラノビル 5階
参加人数 対戦参加12名 見学1名(計13名)
予選ブロック
サンブロック
ムーンブロック
順位付け
1:勝敗数
2:直接対決の結果
3:参加申請順(ただし運営は最後扱い)
決勝トーナメント
成績
優勝 ミーサ サンブロック1位(5-0)
使用構築(ゲンガー/ガオガエン/ラティアス/ジャラランガ/カプ・レヒレ/カプ・ブルル)
準優勝 ころけ ムーンブロック1位(4-1)
使用構築(カプ・テテフ/メタグロス/バンギラス/サンダー/ランドロス(霊獣)/トリトドン)
3位 ふぉんでゅ。 ムーンブロック2位(4-1)
使用構築(デンジュモク/ボーマンダ/ガオガエン/モロバレル/カプ・レヒレ/ヌケニン)
4位 トリオン サンブロック2位(4-1)
使用構築(ガルーラ/サンダー/ランドロス(霊獣)/ヒードラン/カプ・レヒレ/カミツルギ)
使用ポケモン
使用構築一覧
KP表
講評
使用率1位はカプ・レヒレ で、12人中8人が使用していた。2位は霊獣ランドロスとガオガエン(12人中5人使用)で、ガオガエンの使用率はレート時代より低かった。ただし、これは今回の参加者で4名ほど、7世代レート未経験者がおり、ガオガエンを持っていなかったため使用できなかったというのもある。
メガシンカ枠は、メタグロスが4、ボーマンダとバンギラスが3、ガルーラが2、リザードン、ラグラージ、ゲンガー、カメックスが1であった。
構築の軸として多かったのは、カプ・レヒレの使用率が多かったこともありレヒレグロス(3)で、それにゲンガエン、リザドラン、テテフグロス、バンドリ等が続いた。
以上でオフ会の成績や結果は終了。以下は、当日の運営の振り返りを書いていく。
今後、(ダブルに限らず)7世代の対戦オフ会の運営、主催に役立てば幸いである。
運営の振り返り
よかったこと
・「ふかあまり交換会」の存在
上述の通り、当日参加者の内4名が7世代レート未経験者で、そもそも威嚇ニャビーすら持っていない(夢アローラ御三家は、ポケモンバンクで2018年2月に配布されたのが唯一の入手機会)方もいた。参加申請のgoogleフォームや、オフ会参加者の連絡用discordにて、「このポケモンの孵化余りが欲しい」などの情報を書いてもらったことで、当日の交換が円滑に進んだ。
また、7世代だけでなく、BWダブル用のポケモンを交換する人もおり、過去作対戦の準備がはかどったようである。
なお、筆者は「アローラ地方はハワイがモデルだから」という理由で、ハワイ(およびフランス・レユニオン島の3DS限定)の「オーシャンもよう」ビビヨンを準備して希望者に配った。
・告知宣伝の掲示板
当日はホワイドボードが1つしか無かったため、スケッチブック1枚を宣伝用として、自由に書いてもらう形式にした。
・自由時間を多くとったこと
当日は対戦参加者12名、決勝トーナメント進出4名であったが、仮に参加者がこれ以上多く、決勝トーナメントの対戦回数が増えても、3時間ほど時間が余るようにしていた。
バトルエージェントでFC(フェスコイン)を貯めるなど、オンライン通信が出来なくたった状況では難しいことも出来たのは良かったと思う。
レンタルチーム
7世代ダブル未経験者が来ることを想定して、レンタルチームもいくつか用意していた。
筆者が用意していた構築(テテフグロス、レヒレグロス、リザドラン、ゲンガエン)のうち、テテフグロスを1名の参加者に貸した。
・QRレンタルチーム
また、7世代はQRレンタルチームが登場したため、QRレンタルチームもレンタル用に準備した。
Pokemon Global Linkは2020年2月を以て廃止され、これ以降、「新規のQRレンタルチーム公開」および「QRレンタルチームの登録」、「PGLでのQRレンタルチームの検索」は出来なくなった。また、2024年4月を以て、3DS/Wii Uのインターネット通信サービスは終了した(更新データのダウンロード等は2024年8月時点でも利用可能)
ただし、QRコードの読み込みにはインターネットが必要ないため、
・PGLに登録していたソフト
・PGLのレンタルチームのQRコード(のスクリーンショットや、紙に印刷したもの)
が手元にあれば今でもQRレンタルチームは利用可能である。
そのため、2020年2月より前にPGLに登録していた人で、QRコードのスクリーンショットがあれば、今でもレンタルチームを使用できる。
よって、QRコードのスクリーンショットを保存し、紙に印刷したものを準備し、ロムのレンタル希望者に渡して一つ選んでもらった。なお、欠点として、「QRコードを読み込んで使用できるのは、(PGLに登録していた)一つのロムのみ」であり、他のソフトでQRコードを読み込んでもレンタルチームを使用できない点があげられる。筆者は3DSとソフトを複数台所持しているため、レンタル用に自分のソフトを貸しても問題なかったが、3DSとソフトを複数台ない場合は他の人に貸す事それ自体が難しいかもしれない。
なお、QRコードを印刷したものを持っていったため、対戦終了後の自由時間で筆者のソフトを貸してQRレンタルチームの使用感を試す人がいた。
自由時間の対戦で人気だった構築(作成者:四季卿さん)
紙に印刷したものはPGLの画面(技の情報など)も載せていたが、QRコードのスクリーンショットだけでも十分かもしれない。
改善できたかもしれないこと
・ポケモンの貸し借り
決勝戦が全て終わった後、ある参加者から「本当はめざパ炎カプ・テテフを使いたかったが、入手できなかったので諦めて構築を変えた」という声を聞いたのだが、たまたま私が持っている個体だったので、事前に言ってもらえれば渡せたかもしれない、ということがあった。
discordでそのようなチャンネルを作って、参加者や運営との間で、ポケモンの貸し借りが出来る場所があれば良かったかもしれないが、
・オンライン通信交換ができないため、当日対面で貸し借りできるのみ
・貸す予定の人が当日欠席になると構築が使えなくなる
などのデメリットが考えられる。
・オフの名称について
「アローラダブルオフ」ではなく「USUMダブルオフ」にするべきだったか。
アローラダブルというと、VGC2017を指すことが多く、VGC2018の対戦オフ会で「アローラダブル」だと、参加者や参加希望者を混乱させたかもしれない。
・対戦ルール(VGC2018レギュレーション)について
VGC2018ルールは、持ち時間5分、技選択時間30秒であるが、アローラマークがついたポケモンのみ使用可能で、過去作から連れてきたポケモンは使用できない。7世代レート経験者で、ルールをダウンロード済みの場合は「WCS2018ルール」を使用して対戦してもらった。
ただ、参加者の便宜を考えて、過去作から連れてきたポケモンでも、わざやとくせいが7世代で再現可能であれば使用可とした。この場合「ノーマルルール」を選択することになるが、対戦時間60分、技選択90秒とWCS2018ルールとは相当異なるため、果たして参加者全員が同じ環境で対戦できる環境で、公平だったのか、良かったのかは判断できなかった。
・厳選環境の準備の手伝い(フェスサークル)
7世代をほとんどやっていなかった人がいたため、フェスサークルの「ふしぎキッチン」や「トレジャーハント★2」など、レベル上げや銀の王冠入手に必要な環境の整備に協力したいと考えていたが、
「お気に入りのお店を呼ぶ」(フェスの城の向かって右にある店)には、フェスランク8以上が必要であるが、フェスランクをそこまで上げていなかったため、お店の登録が出来なかった。今後、仮に似たようなオフ会を開く場合は、フェスランクを最低でも8に上げるよう事前に連絡しておくとよいかもしれない。
最後に
運営を手伝ってくれた、げーまーえすさん、シエルさん、どんたくポケさんの御三方、偽トロを当日持ってきてくれたトリオンさん、参加者の皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げます。
以上