メイン18-13、サブ15-9で最終レート1560前後ですので、あくまで参考程度にしてください。
<目次>
メインロム紹介
サブロム紹介
使用感
こんにちは。カルフールです。1月25日から27日にかけて開催された公式インターネット大会「シンプルシンフォニー」に参加しました。
ルールは
・3on3のシングルバトル
・単タイプのみ(ヒヒダルマ除く)
・過去作OK
というものでした。
今回は新規育成の時間が無かったので
1 育成済みポケモンを使う
2 なるべく、マークなし個体(レートなど通常のバトルで使用できないポケモン)を使う。ブラッキーが好きなので、不意打ちブラッキーは必ず使う。
3 普段使わないポケモンもなるべく使いたい
という方針でPTを組んでいきました。
<メインロム構築>
本番1週間前に 「シンプルシンフォニーリハーサル」という仲間大会があったようですが、その日は私の全解禁仲間大会でしたので、残念ながら出られませんでした。そのため、このランキングを参考に上位陣を想定して、それに対してメタを張る、という方針で行くことにしました。
https://3ds.pokemon-gl.com/friendlycompetitions/usum/internet/FI-K3581-B231
(1)事前の予想
オノノクスやジャローダ、オニゴーリの通りがよい→レジスチル投入
ローブシンやコジョンドなど優秀な格闘タイプ、アシパエーフィ―が増える→クレセリア
(2)各ポケモンの紹介
ブラッキーが好きなポケモンの一つなので、過去作解禁の大会ではルールが許す限り投入しております。不意打ちは第4世代限定の教え技です。
微妙な素早さを補えるのと、不意打ちはまず警戒されないので重宝しております。
普段私はシングルレートを潜らないのと、シンプルシンフォニーでは普段レートでは使われないポケモンが多数見られたため、不意打ちとイカサマをどちらが威力が高いのか、瞬時に計算できない場面が多々ありました。
・レジスチル@カゴのみ しんちょう h248 b=d調整(実数値194)残りA
第4世代で捕まえたレジスチルですので、調整がそのまま(H30 B29 D30に併せた数値)になっております。
B=Dになるようにしておりますが、今思えばダウンロード対策でBを下げてもよかったかもしれません。
耐久が高めなので、素眠りでも耐えられますし、エンテイなどに対しても、どくどくと地震でうまくいけば返り撃ちにもできました。
本番では、ポリゴンZ、ニンフィアなどに対して壁になってくれました。
・オノノクス@きあいのたすき ようき AS252 H6
逆鱗 地震 剣の舞 ハサミギロチン
BW2の自然保護区で捕まえられる色違いオノノクスです。耐久が微妙なのでタスキを持たせました。剣の舞は使う機会がなかったので、ニンフィアや草タイプ対策の毒づきでよかったかも知れません。
なお、意地っ張りにしなかった理由ですが、単純に色違いの意地っ張り個体を持っていなかっためです。また、このルールでは意地っ張り準速でないと最速デンジュモクを抜かせない(最速デンジュモク148 意地っ張り準速オノノクス149)ため、もし耐久調整を施す場合は陽気にして調整した方がよいと思います。
・デンジュモク@シュカのみ 臆病CS252 H6
10万ボルト めざめるパワー氷 催眠術 ボルトチェンジ
Z催眠術で素早さを1段階上げる型でもよかったのですが、命中不安なので採用せず。
ボルトチェンジは一度も使わなかったので、草結びかエナジーボールにすべきだったかな、と若干後悔しています。
・クレセリア@弱点保険 図太い HB252 D6
瞑想 めざめるパワー 月の光 サイコショック
瞑想型なのでSに振ればよかったと後悔しております。
弱点保険を入れた理由は、単悪タイプや単ゴーストは少なく、たいてい飛んでくる技が不一致とんぼ返りや叩き落とすですので、弱点保険の発動機会が多いのではと踏んでおりました。また、もともと瞑想をつかうことを想定していない個体を瞑想型に変えたために、CDの実数値が奇数になっているなど、もう少し細かな調整を施すべきであったかな、と思いました。
相手のコジョンドのとんぼがえりに併せて発動したりするなど、思いのほか活躍できる機会がありました。
ちょうはつ へびにらみ めざめるパワー炎 リーフストーム
基本的に先発で出して、相手の補助技を止めたり、リーフストーム連打で能力UPを狙います。挑発はジャローダミラーで蛇にらみを打たれると困る機会が多かったので入れました。
なお、ジャローダがエスパーZの理由ですが、下記のPTから変更するにあたって持ち物変更を忘れたためです。
メインロムの当初案
変更点
1トルネロスをリストラ。サブロムへ
3クレセリアの冷凍ビームを瞑想に
ジャローダのミラーコートを使う場面が無かったので、挑発に変更。*ただし、このときエスパーZを持たせたままでした。
ジャローダの構築はこちらを参考にしました。
<基本選出>
ジャローダ先発はほぼ確定、そのうえで、
a 相手にニンフィアや氷タイプ、ジャローダがいる場合→レジスチル
b 格闘タイプがいる→クレセリア
d イーブイZ、ナマコブシのじょうかZでバトンなど、積み技使いがいる→オノノクスでハサミギロチンを当てる。
を基本にしました。
ただし、相手にエンテイがいる場合は、ジャローダは圧倒的に不利ですので、ジャローダを外すことがありました。
<対処法>
a ジャローダがいる→ジャローダで挑発、リフスト連打で同側勝負に勝つ。レジスチルを投入して毒殺
b オニゴーリやフリージオがいる場合:ブラッキーを対面で当てて、どくどくと不意打ちで狙います。フリージオとは1度しか当たりませんでしたが、イカサマよりも不意打ちの方が入るので、相手が絶対零度やフリーズドライを打ってくる場合は不意打ちの方がダメージが大きいです。
<サブロム構築>
続いてサブロムの紹介です。こちらは「寄せ集め」感が凄いですが、15-9とそこそこの成績を残せました。
・ニンフィア@リリバのみ フェアリースキン ひかえめHC252 S6
ハイパーボイス めざめるパワー地面 あくび でんこうせっか
エンテイや鋼タイプを想定してめざパ地面を入れましたが、使う機会は皆無でした。特殊防御が高い相手が多く、サイコショックにした方がよかったかなと思います。
リリバの実(鋼半減)を持たせた理由は、エンテイのアイアンヘッドやオノノクスのアイアンテールを想定してのことです。発動機会は少なかったですが、その数少ない機会でも半減実のおかげで勝てましたので、持たせて正解であったと思います。
あくびは苦手対面で交代を誘うために使いましたが、死に出し前提で突っ込んでくる場面が多く、なかなか思うようにはいきませんでした。
・ライコウ@シュカのみ プレッシャー 臆病CS252 H6
10万ボルト どくどく リフレクター めざめるパワー氷
全体的に物理耐久が低いポケモンが多いのでリフレクターにしましたが、環境が特殊が多かったので、光の壁にすべきだったかもしれません。
先発で壁を張るのが役割です。
・トルネロス@オボンのみ まけんき がんばりや AS252 H6
馬鹿力 アクロバット 追い風 とんぼがえり
BW2のARサーチャーで捕まえられる夢トルネロスです。残念ながら特性発動の機会は一度もありませんでした。また、通常特性と勘違いされたことが多く、相手が挑発で妨害しようとしてくる場面が多かったです。
捕まえてからそれきりなので、せっかくだから投入したいという軽い気持ちでPTに入れましたが、選出の機会は一番少なかったです。(確か24戦中2回のみ)
・アグノム@エスパーZ ふゆう ようきAS252 H6
だいもんじ しねんのずつき 冷凍パンチ 大爆発
地面の一貫性が高いため浮いているポケモンとしてアグノムを投入しました。物理か特殊かで悩みましたが、全体的に防御が低めのポケモンが環境に多いことと、大爆発の威力を上げたいので物理アタッカー型にしました。
しねんのずつきのZ化(威力160 タイプ一致240)は大爆発と比べて謙遜なく、瀕死にならないために続けて攻撃できるのと、ゴーストタイプにも通ると考えてエスパーZを持たせました。
大文字は一度も打つ機会が無かったので、挑発やとんぼ返りなど別の技にしてもよかったかもしれません。
・エンテイ@突撃チョッキ 意地っ張りAS252 H6
せいなるほのお じだんだ ストーンエッジ アイアンヘッド
攻撃範囲を広くとってフルアタ型にしております。聖なる炎は優秀な技ですが、命中95%のため、肝心な時に外れかねません。ストーンエッジも命中80で心もとないので、のこり2個は命中100の技を入れました。アイアンヘッドはニンフィアやそのほか岩タイプを想定しているのと、命中100でひるみを狙えるため、なにかと重宝しました。
チョッキにした理由は、特殊使いが多い環境であると踏んでのことですが、読みがあたりチョッキのおかげでエンテイが耐えたこともありました。
相手にジャローダがいる場合はライコウの代わりに先発に出します。
レジスチル@ゴツゴツメット クリアボディ 腕白HB252 D6
のろい アイアンヘッド ど忘れ どくどく
要塞型。基本的に積んでしまえば手も足も出ません。ルール上鋼タイプがレジスチルとギギギアルと鋼シルヴァディしかいないため、どくどくはほぼ確実に通ります。挑発で止まらないようにアイアンヘッドを持たせています。
ただ、相手の特殊アタッカーに後出しすることが多かったので、腕白HBではなくて慎重HDベースの方がよかったかもしれません。今思えば、慎重HDであれば耐えて勝てた試合もありました。
また、回復技やアイテムが皆無なのが難点ですが、これはゴツメであるゆえに勝てた試合もあるため一概には言えません。
<基本選出>
あとは相手の構築に併せて変えていきます。
a ジャローダがいる場合
c オニゴーリがいる場合
ブラッキーとニンフィアは確定。ブラッキーで毒を入れて、交代を誘発します。問題は当てる前に身代わりや影分身でムラッケガチャの試行回数を相手が増やそうとしてくることですが、そこは自分のポケモンを信じて
<感想ほか>
a レジスチル
特殊耐久厚めの方が使いやすいと感じました。眼鏡さわぐポリゴンZやアシストパワーエーフィーなど、鋼タイプが耐性のあるポケモンに後出しする時は、総じてその手のポケモンは特殊アタッカーであることが多かったです。
ただ、相手からするとレジスチルの突破方法がすくないため、一撃必殺技に掛けるほかなかったようです。
また、サブのレジスチルは回復技やアイテムを持っておりませんが、火傷など状態異常を引いてしまうと長期戦に持ち込めないのが難点でした。
とはいえ、文字通り「壁」となってくれたお陰で相手の攻撃を防ぎ、勝利できたのでレジスチルを投入したこと、それ自体は後悔しておりません。
b 個別の技
不要であった技
デンジュモクのボルトチェンジ、オノノクスの剣の舞 ニンフィアのめざめるパワー地面、アグノムの大文字
また、威嚇持ちのポケモンがグランブル位しかいないので、まけんき発動機会が皆無でしたので、そもそもトルネロスはとうにゅうすべきでなかったのかも知れません。
c 全体的に長期戦になる
メインはブラッキー、レジスチル、クレセリアの3匹で出すこともあり、火力が低いポケモンでじわじわ攻めていく戦法が多く、20ターン以上かかる試合が2-3割であったと記憶しております。
参考動画 長いので倍速にしています。
運命は平等ですね。 pic.twitter.com/dylShKLZMg
— カルフール CarrefourVGC (@carrefour_poke) April 4, 2019
d きつかったポケモン
ウインディが思いのほか重かったです。ウインディがインファイト習得するのを失念しており、ブラッキー(インファイト)、レジスチル(フレアドライブ)、クレセリア(かみ砕く)ですべて弱点を突かれてしまいました。エンテイは問題ありませんでしたが、炎タイプを半減できるポケモンがメインではオノノクスのみ、サブは同族のエンテイのみのため、なかなか後出しもできず苦労しました。
e そのほか、面白いと思った構築
浄化Zナマコブシ(全能力1段階UP)からのバトンタッチ
飛行Zトルネロス(暴風)
霊獣と化身どちらでも見られました。火力を
<謝辞>
大会直前にBO3のフレ戦に応じていただいた、すきやバイトさんとErmesさんにはこの場を借りてお礼を申し上げます。「選出パターンを複数試したいからBO3にしてほしい」とお願いして、快諾してくださりましたがおかげでメインロム構築の改善点が見つかりました。ありがとうございました。
すきやバイトさんの構築記事
Ermesさんは1月29日現在記事を書いておられませんが、ブログのリンクを掲載しておきます。
<そのほか>
1月29日18時時点で私が把握しているGS仲間大会一覧です。すべてウルトラシリーズの大会になります。
2月2日(土)
だい1かいウルトラカップ 21:00-00:59
https://3ds.pokemon-gl.com/friendlycompetitions/usum/internet/FI-V3883-D771
WCS VGC Ultra Series Friendly 23:00-08:59
https://3ds.pokemon-gl.com/friendlycompetitions/usum/internet/FI-M0967-R083
2月3日(日)
https://3ds.pokemon-gl.com/friendlycompetitions/usum/internet/FI-U9341-P021
以上です。