5月9日更新 「しろいきり」の効果について間違えた記述をしておりました。詳細はミロカロスの解説をご覧ください
こんにちは。カルフールです。
今回はちょっと変わった構築の紹介をしたいと思います。イーブイバトンをウルトラGSで使ったらどうなるのか、と試してみた結果このようなパーティが出来上がりました。記事末にQRリンクを貼りましたので、ぜひ使ってみてください。
【経緯】
5月中行われている、「ラフメイカーカップファイナル」というウルトラルール2本勝負のチーム式東西対抗戦で使用した構築です。
その東西対抗戦ですが、2本先取、パーティ変更有、というルールだったので、1戦目は意表を突く戦略でいこうと決めました。
もともと、ジオコントロールを積んだゼルネアスに対して、ラティアスで自己暗示する構築を以前から使っておりました。、それの延長で、「イーブイZを自己暗示したら面白いのではないか」と考え、イーブイZバトンをグラゼルネに組み合わせることを思い当たりました。
自己暗示メガラティアスの構築記事
carrefourpokemon.hatenablog.com
当初の案(対抗戦で実際に使用した構築)は以下の通りです。
ただ、
(2)全体として特殊アタッカーが多いため、バークアウト(ガオガエンやイベルタル)がきつい
ため、それらの対策として「しろいきり」を覚えたミロカロスを投入することにしました。
【パーティ紹介】
・イーブイ@イーブイZ 陽気 HS252 B6 (本体は色違い)
とっておき バトンタッチ どくどく まもる
すべてはここから始まります。イーブイバトン型では、身代わりを採用している方も多いようですが、今回はあえてどくどくを採用しました。
どくどくを採用している理由は、イーブイが「置物」になることを防げるためです。加えて、この構築で壁になる相手の耐久型ポケモンやサポート要員を倒せることです。
面倒なポケモンは毒で倒せばよい、という案はこの方からいただきました。
・トゲキッス@マゴのみ おだやか HD252 S6
このゆびとまれで、イーブイZを安全に発動させつつ、同時に自己暗示することでイーブイの能力変化をコピーできます。このため、仮にイーブイが倒されてもトゲキッスに能力変化が引き継がれ、伝説2匹が自己暗示によって全能力2段階UPできます。
・ゼルネアス@パワフルハーブ おくびょう BS252 H6
一見普通のゼルネアスですが、じこあんじを覚えています。
イーブイバトンの先がゼルネアス、だと相手は思うかも知れませんが、仮にバトンが出来なくても、Zを決めた後のイーブイの横にゼルネアスを着地できれば、実質的にイーブイバトンを決めることが出来ます。
無理にバトンを成功させずとも、イーブイ まもる ゼルネアス じこあんじ で同じことが出来てしまいます。
そして、イーブイの能力変化をコピーした後にジオコンを積めば、CDS4段階上がった生命の神が誕生します。
・グラードン ひかえめ H108 B36 C4 D252 S108
大地の力 ふんか じこあんじ まもる
耐久 HD 特化ゲンシグラードンの大地の力確定耐え
残り BC
S 追い風時最速スカーフテテフ抜き、かつ、S-1段階(凍える風1回)最速メガレックウザ、準速ウルトラネクロズマ抜き
特殊型グラードンです。本当は臆病CSが欲しかったのですけども、残念ながら第7世代で持っていないので控え目で代用しております。
イーブイからバトンしてもよいですし、ジオコントロールを積んだゼルネアスに並べて自己暗示するもよし、
時と場合によって能力変化手段を使い分けます。
となりのイーブイから自己暗示した場合。
・ミロカロス@ウイのみ H164 D252 S92
S S-1段階100族抜き調整 残りHD
相手のバークアウトを牽制するために勝気ミロカロスを投入しました。そして、このような積みパーティーには相手は黒い霧を使って能力リセットを図ってくる可能性が高いため、しろいきりを覚えさせました。バークアウトの効果をなくすために「しろいきり」を覚えさせました。
【2019年5月9日訂正】くろいきり は能力変化をすべて0に戻す効果であり、能力を下げる効果ではありません。そのため、しろいきりが展開中でも能力が元に戻ります。この点ラルドさんはじめ複数のフォロワーさんにご指摘いただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。
タイプ一致の熱湯はゲンシグラードンとは相性が悪いですが、それでもガオガエンへの牽制にはなります。S操作の凍える風と、残り1枠は守る、自己再生もありでしたが、少しでも相手への蓄積を大きくするためにミラーコートを覚えさせました。
なお、本来ならHPを4N調整してきのみを発動しやくするべきなのかも知れませんが、そこまで意識が回らなかったため、HPが4n+3になっております。
・ボーマンダ@ボーマンダナイト せっかち A36 D252 S220
ハイパーボイス 捨て身タックル おいかぜ まもる
最速メガレックウザ抜き 残りHD
両刀マンダです。耐久を厚めに振りたかったので特防に全振りしました。
HPではなく攻撃に振った理由は、少しでも捨て身タックルの威力を上げるためです。
実際のところ、所謂見せ枠ですので、BO3でない限りは選出しません。
【基本選出】
後発 グラードン+ゼルネアス
トゲキッスはよほどのことがない限り先発です。相手にレヒレがいる場合などは、黒い霧を警戒してミロカロスを投入するのもありです。
動きとしては、
でS関係を逆転させてからイーブイZを展開します。
基本的に3ターン目でバトンタッチを使いますが、余裕があれば、イーブイ「まもる」トゲキッス「じこあんじ」でトゲキッスに能力変化をコピーするのもありです。
また、この構築は、6匹中3匹、伝説は2匹とも、自己暗示を覚えておりますので、
バトンタッチを成功させることに無理に拘る必要はありません。
当然相手はバトンタッチを警戒しますから、イーブイに挑発を撃ってくるでしょうし、バトンタッチで出てきたポケモンを想定して吠えるを使ってくるかも知れません。
しかし、イーブイ 「まもる」 グラードンorゼルネアス「じこあんじ」を使えば、相手の想定とは異なり実質的にイーブイバトンを決めることが出来ます。
そして、仮にバトンタッチにしっぱいしても、ゼルネアスがジオコンを詰めさえすればグラードンの自己暗示で能力変化をコピーできてしまいます。
無理にイーブイzバトンに依存しないことで、複数の経路で能力変化をコピーできるようにしています。
決まると楽しい構築ですので、ぜひ使ってみてください。
QRはこちらです。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4101-A9DE
そのほか
自己暗示特殊グラードンのおそろしさはこちらでご覧ください。
投稿主のアインズさんは、自己暗示リレーなどで、能力変化をうまくつなげるのが上手な方です。自己暗示で能力変化をコピーするのはうまく決まっている例としてはこちらが挙げられます。
(1)5月18日に東京、新宿でウルトラルールのオフ会を開きます。予選本戦すべてBO3で行います。ぜひお越しください。
carrefourpokemon.hatenablog.com
(2)5/25に全解禁ダブルの仲間大会を開催します。
carrefourpokemon.hatenablog.com