こんにちは。カルフールです。先日PJCS予選が終わりました。
残念ながら私は最高1670、最終1640前後になりそうですが、ひとまずの区切りですので、自分の思考の整理もかねて、構築を公開したいと思います。
今回はQRも公開しております。(記事の末尾にあります)
<構築の経緯>
昨年2018年5月ころから定期的にウルトラルールの仲間大会が開かれており、毎回いろいろな並びを試しておりましたが、その中でも、特に自分と性に合っていると感じたのがオーガレックであったため、メインロムはオーガレックを使おうと決めておりました。
加えて、ウルトラルールのレートが正式に始まって2週間ほどで予選ということもあり、オーガレック以外の構築を試す時間が無かった、という消極的な理由もあります。2019年2月のINC Feburary終了後、毎週土日はほぼ毎回ウルトラルールの仲間大会が開かれておりましたが、それらの機会に、 カイオーガ、レックウザを主軸に、それ以外の取り巻きを適宜調整していく、という方針で行き、最終的に現在の形に行きつきました。
<構築紹介>
・レックウザ@きあいのたすき 陽気 AS252 H6
画竜点睛 神速 剣の舞 守る
剣舞レックウザです。レックウザが出ている場面では、相手が両守るであったり、守って交代、という場面がありましたので、剣の舞を積む機会はそれなりにありました。
気合のたすきを持たせた理由は、行動機会の確保のためです。レックウザの持ち物は、きあいのはちまきやこだわりスカーフなどがありますが、個人的に、レックウザの強さはA種族値180から優先度+2の神速を打てること、だと思っていますので、より安定策を取りやすいタスキを採用しました。
加えて、メガレックウザは集中攻撃を受けやすいと感じていたため、守るを使えない点で、私はハチマキやスカーフレックウザは扱いが難しいと考えているためでもあります。勿論、ハチマキレックウザは圧倒的な火力、スカーフレックウザは高火力で上から殴れる、という利点がありますので、この辺りは完全に好みになります。
基本的に、後ろから交代で出していきます。そのため、場合によっては木の実でもよかったかも知れませんが、無償後輪の機会も多かったためタスキでよかったと思っています。
・カイオーガ@あいいろのたま ひかえめ H204 B220 S84
ハチマキ画竜点睛確定耐え、追い風時最速スカーフテテフ抜き
こんげんのはどう かみなり 冷凍ビーム 守る
冷凍ビームはボーマンダやメガレックウザ、水半減の草タイプ、おおひでり時のゲンシグラードンなどに打っていきます。
かみなりは、ミラーやイベルタル、4月のWCSレートが始まってから増え始めたカプ・レヒレにも刺さります。
水技として根源の波動を採用して、潮吹きを採用していない理由ですが、カイオーガのHP管理に自信が無かったこと、残りHPに関係なく一定の威力で打てる点に魅力を感じました。更に、今回の私のパーティーにはS操作枠が一匹もおりませんので、トリルなり追い風なりを展開しないと、潮吹きの高火力を生かすのは難しいと考えているためでもあります。
ただ、威力が一定である代わり、根源の波動は命中85ですので、命中不安には悩まされ続けました。命中を取るか、威力安定を取るかですが、私は威力安定を取りました。
・テッカグヤ@たべのこし おやだか HD252 S6
ヘビーボンバー やどりぎのたね ワイドガード まもる
性格穏やかにしている理由は慎重個体がいないためです。ヘビーボンバーはもともと高火力で打てますので、仮に下降補正であっても十分な火力がでると思っております。
テッカグヤの採用理由ですが、
ミュウツー、ゲンシカイオーガ、メガレックウザ、ゼルネアス、ルナアーラ、ウルトラネクロズマといった主要伝説に強く出られるためです。
一般枠でも、カプ・テテフはぼぼ確実に勝てます。
更に、ゲンシカイオーガとメガレックウザの特性により、炎タイプもしくは電気タイプが弱点でなくなる事も魅力の一つです。
ゲンシグラードンは相手の技構成次第で完封出来ます。基本的に毎試合選出しました。
攻撃技はヘビーボンバー一本ですが、攻撃よりはやどりぎやワイドガードを駆使してサポートするのがメインですので、この構成で問題ないと思っております。
ワイドガードは全体技対策ですが、ワイドガードで横のポケモンを守りながら無償降臨、も可能になります。
そして、やどりぎや守ると相性が良く、場に長くいられるように食べ残しを持たせました。
もともとはテッカグヤの代わりにカミツルギ(鋼枠兼S操作枠)を使っておりましたが、画竜点睛が等倍になってしまうため、使いずらさを感じてカミツルギに変更しました。
とんぼがえり じしん いわなだれ ばかぢから
もともとはばかぢからの代わりに守るを入れて、地面Z型を使っておりました。
しかし、
想定しているメガゲンガー、カプ・コケコは基本的にランドロスよりも早く、相手のコケコなどに動かれる前に早く倒してしまいたい、という場面が多かったためこだわりスカーフに変更しました。
性格を陽気にしている理由は、ゲンシグラードンやゲンシカイオーガ(S種族値90)よりも1高いというステータスを生かしたかったことと、高火力で倒される前に削りたかったためです。
相手がコケコ、ゲンガー両採用など、地面技の通りが良い時のみに選出しましたので、選出率は低めです。
・カプ・コケコ@フェアリーZ 臆病 CS252 H6
みがわり かみなり マジカルシャイン まもる
雨状態で使うことを想定して雷、レックウザやボーマンダなどを削るためにマジカルシャインを入れ、マジカルシャインを単体技にできるフェアリーZを持たせました。
みがわりは、タイプ一致技以外で使う技に悩んでいたのと、3月に開かれたウルトラルールの仲間大会で、身代わりコケコに苦しまれたため採用しました。
電気枠は霊獣ボルトロスかカプ・コケコにするか悩んでいました。
ボルトロス ヘドロ爆弾でゼルネアスやカプに強い
色々考慮の上でコケコにしましたが、3月以降基本的に選出率は一番低く、JCS本番では34戦中3戦しか使いませんでした。
実は、4月以降のWCSレートでもほとんど使っておらず、技構成にはかなり悩んでおります。技構成を変えるか、それとも別のポケモンにするかは今後の課題にしたいと思います。
・ガオガエン@突撃チョッキ しんちょう HD252 B6
タイプ一致攻撃技のフレアドライブとDDラリアットを入れました。もともと、DDラリアットの代わりに地獄突き(2ターンの間音技が使えなくなる)を採用していました。相手のボーマンダのハイパーボイス、イベルタルのバークアウトを封じることが出来る点に魅力を感じましたが、実際に使ってみて、音技を封じる効果よりも、火力不足(自国突きは威力80ですが、メガゲンガーなどが微妙に体力を残す)という場面が目立ったためDDラリアット(威力85)に変更しました。
バークアウトは、相手の特殊型ポケモンの火力を下げ、こちらの伝説の場持ちをよくするために採用しました。基本的に、適当にバークアウトを撃っているだけで仕事ができる優秀なポケモンです。
そして、基本的に一度もでも多く行動回数を確保すること、特にゲンシカイオーガの水技を耐えることを想定してもちものは突撃チョッキにしました。
基本的に、よほどのことが無い限りは選出します。
<選出パターン>
・基本選出
カイオーガで暴れて、後半にレックウザとテッカグヤを出します。先発一般枠は必要に応じて変えますが、先発カイオーガは基本的に外しません。
基本的にガオガエンで猫だましをしている間に、カイオーガ攻撃、ですが、
2ターン目 ガオガエンバークアウト カイオーガをテッカグヤに交替
ミュウツーやルナアーラの場合、1ターン目にZを切ってくる場面が多かったですので、初手は守るで警戒が安定です。
・対グラードン入り構築
基本選出通りですが、相手にねこだまし要因がいない場合、
で無償降臨を狙ったグラードンを倒せます。
もっとも、これは読まれやすい戦略ですので、やるときは慎重に。
対 地面タイプで弱点をつけるポケモンが3匹以上いる場合(コケコゲンガーなど)
裏の一般枠は相手に応じて変えるとしか言いようがありませんが、
1ターン目 カイオーガ攻撃 ランドロス地震で巻き込み地震をします。カイオーガは防御に厚く育てているため耐えるのと、
カプ・コケコを選出する場合、
相手にゲンシグラードンがおらず、地面タイプがいない場合
且、
イベルタル、ボーマンダ、レックウザなど、フェアリー電気で弱点をつけるポケモンがいる場合
としておりました。そのため
相手にグラードンがいる場合は選出できないため、コケコの選出率が低くなってしまいました。
<成績>
WCSレートでの成績は、1600台前半で伸び悩んでおりましたが、1日3-4戦やって2勝1敗ないし3勝1敗でそこそこ安定した戦績を維持できるようになりました。
1日目 2-0
2日目 9-4(累計11-4 相手の切断1)
3日目 13-10 (累計24-14 相手の切断1)
当たった伝説については後日加筆します。
全体的な印象として、一般枠のカプ・レヒレが3月の仲間大会に比べて増えている印象を受けました。
QRはこちらです。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-F7CE-43BA
対戦動画はこちら。実況者のうえすとさんのバトルビデオ紹介枠で、私のビデオを出していただきました。
59:45あたりから私のバトルビデオの紹介になります。
そのほか
5月18日(土)東京、新宿でウルトラシリーズのオフ会を開催します。予選、本戦すべてBO3(二本先取)で行います。なかなかBO3を練習する機会はありませんので、
練習もかねてぜひお越しください。
4月27日現在、参加申請者は11名となっております。(うちJCS出場権利獲得者1名?)
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