はじめに
2019年10月4日から6日にかけて開催された、公式インターネット大会「ウルトラファイナル」での使用構築です。メインロムは全解禁シングルのパーティーで挑みました。
時間がないため13-2で1630前後で終わりました。また、全解禁シングルがほぼ初心者のため、基本的にダブル(ウルトラGSおよび全解禁ダブル)で使用した個体の流用になります。そのため、今回のルール(Lv100戦)に適していない努力値配分になっております。あくまでも参考程度にしていただければ幸いです。
<経緯>
今回のルールのトップメタがアルセウスおよびメガレックウザ(そしてゲンシカイキ組)、ウルトラネクロズマ、この3匹に全抜きされないようなパーティーを作ろうと意識しました。
普段全解禁ダブルでつかうのはダークライを主軸にした重力催眠型ですが、シングルで素催眠を撃つ勇気がないので今回はダークライを採用しませんでした。(シングルの実況動画をみると命中補正なしで催眠術をつかうメガゲンガーが一定数いるようですが)
ただ、アルセウスを持っていないため、アルセウス抜きでパーティーをくむ必要がありました。
その中で、
1 剣舞アルセウスを想定して、吠えるで起点回避ができるグラードン
2 アルセウスはいじっぱりAS、ないし耐久不利がが多いと判断し、準速アルセウスを抜けて、高火力の最速メガレックウザ、
までは決まりました。
ただ、これだと悪とゴースト(ゲンガー、ルナアーラ)、ウルトラネクロズマの通りが良いので、4 チョッキイベルタルを採用しました。
メガレックウザとウルトラネクロズマにタイプ相性上有利なのはゼルネアスですが、これら2匹に対してはジオコントロールを積んでいる暇がないので、遂行速度を上げるためにスカーフゼルネアスを選びました。
最後の1匹は、相手のゼルネアス、アルセウスに有利な日食ネクロズマにしました。日食ネクロズマであれば、1ターン目に相手の技を半減で耐えて攻撃、つぎのターンにウルトラバーストして反撃という動きができるので、ソルガレオとは違って一方的な対面になりにくいと判断したためです。ウルトラネクロズマになるとアルセウスの神速が半減から等倍になってしまいますが、ウルトラバースト読みで神速を撃ってくる人はすくないだろうと判断しました。
以上を以て6匹が決まりました。
<使用構築>
レックウザ@こだわりハチマキ ようき AS252 H6
全解禁ダブルで使用する個体。かみくだくはルナアーラ対策です。意地っ張りだと、ファントムガード状態でも確定1発で落とせますが、陽気だと乱数になるそうです。
Vジェネレートは、第5世代の「ポケモン総選挙」でレックウザが1位になった記念に配信された個体「親 せんきょ」が覚えております。使用後に防御、特防、素早さが1段階ずつ下がる威力180の炎タイプの技です。
のこり1枠は、攻撃範囲の広い地震にしました。
カイオーガ@あいいろのたま H204 B220 S84
HB 鉢巻き画竜点睛確定耐え
S 残り
まもる → めいそう
瞑想にした理由は、交代場面で1段回詰めれば耐久が上がるため、相性上多少不利であっても居座れると判断したため。
こんげんのはどうを外して負けかけたこともあるため、ねっとうにすべきであったかもしれない。
グラードン@べにいろのたま 意地っ張り H108 B40 D252 H108
*ダブル用個体 Lv50の時に、
S-1最速115族(メガレックウザ)抜き
HD 控え目特化ゲンシグラードンの大地の力耐え
B 残り
ステルスロックと吠えるで起点造り。ガルーラ、ゼルネアスなど積んできた相手に吠えます。強制交換効果のあるドラゴンテールも考えましたが、フェアリータイプに無効化されるので吠えるにしました。
ちいさくなるピクシーやジオコンゼルネアスなどに吠えるが刺さったので採用は正解でした。
ただ、起点型の場合は攻撃よりも耐久に振った方が良かったなと感じました。
ゼルネアス@こだわりスカーフ 臆病 CS252 H6
ゼルネアスといえばジオコントロール+パワフルハーブからのCDS2段階UPが魅力ですが、シングルではダブルと違って積むタイミングがつかめないのではと判断しました。
そのため、ジオコンを積んで隙を作るよりも攻撃した方がよい、と判断し、臆病スカーフ型にしました。
技構成は、鋼対策の気合玉は確定で、あとの2つは特に考えずに決めましたが、ゲンガーを意識してサイコキネシスを採用すべきだったかもしれません。
残念ながら今回は活躍の機会がありませんでした。
日食ネクロズマ@ウルトラネクロZ おくびょう H108 C252 S148(Lv100想定ならH112 C252 S144)
H 残り
C 全振り
S Lv50時、最速115族(メガレックウザ)、準速120族(アルセウス)抜き
参考 Lv100時
最速115族 361
S148振りウルトラネクロズマ 364
LV50を想定した努力値配分にしたため、Lv100を想定した努力値にはなっておりません(S144で十分)。
理由としては、アルセウスは神速があるため素早さに振る必要が薄く、準速ないし耐久振り(グラカイ抜きなど)が多く、最低でもメガレックウザが抜ければ十分であると判断したため、このような努力値配分にしました。
日食ネクロズマにした理由はゼルネアスと神速アルセウス対策です。
ゼルネアスに弱点を突けるメテオドライブ、そしてZ化できるフォトンゲイザーと、タイプ一致で広範囲な攻撃技のりゅうのはどう、にしました。
残り1枠は火力を上げる瞑想にしております。
イベルタル@突撃チョッキ おくびょう H84 B12 C4 D156 S252
H 4N調整(きのみ発動前提)
BC あまり
HD(突撃チョッキなしで)控え目テテフのムーンフォース確定耐え
S 最速
調整はErmesさんの調整を参考にしました。
【JCS2019予選】イベルレック【ウルトラルール】 | APPDATE
きのみを前提にしていますが、試行回数よりも耐久を重視してチョッキにしました。耐久調整は突撃チョッキを前提にしていないのでご注意。
WCSレートで使うイベルタルの持ち物をチョッキにしただけです。
タイプ一致のあくのはどうとデスウイング、先制技の不意打ち、伝説は攻撃が高いポケモンがおおいのでイカサマ
この4つにしました。ただ、イカサマの代わりに叩き落とすが欲しかった場面も何度かありました。
<選出>
先発 グラードン
基本的にウルネク、ゼルネアス、イベルタルは出しませんが、
・相手にアルセウスとゼルネアスがいるときは、カイオーガの代わりにネクロズマを投入します。
よほどのことが無い限りはホウエン伝説で事足りてしまいます。
<成績>
13勝2敗
本当はもっと潜れたかも知れませんが、疲れたためこれ以上はいけませんでした。
伝説の火力は病みつきになると改めて実感しました。
<改善点>
カイオーガの根源の波動
グラードンをHDベースの耐久型に
ゼルネアスにサイコキネシスを入れる
<宣伝>
10月12日(土)夜にウルトラルールの仲間大会をひさしぶりに開きます。参加登録お待ちしております。
https://3ds.pokemon-gl.com/friendlycompetitions/usum/internet/FI-I6666-Q770
以上です。読んでくださりありがとうございました。